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無知な遺産相続 ウチはタナボタ

知り合いの所で相続が発生した。

知り合いの奥方の父親が亡くなった。
実家には長男夫婦が、親と同じ敷地に別棟を建てて住んでいた。
長男の嫁がとんでもない嫁で、財産目当てで結婚した。鬼嫁だ。
親は長男を跡取りだからと甘やかして育てた。
長男は鬼嫁に何も言えず、鬼嫁の言うなり。

鬼嫁は年をとった長男の両親を面倒見るとしていたが、
頑なに他人を家に近づけなかった。
それは肉親とて近づけなかった。両親はボケてしまっているし、自分が面倒を見ているからと。

鬼嫁は両親は食欲が落ちてしまって、あまり食事を食べなくなったと言っていたが、
妹が時折弁当を作って差し入れると、美味しそうに頬張ったそうだ。
鬼嫁は両親にろくに食事も与えていなかった。

両親は段々衰えたため、施設に入れた所、体調が改善し元気になった。
如何に鬼嫁が何もしていなかったかと言う事だ。
両親とも施設に入る事ができて、実家の建物は無人になった。

実家を片付ける訳でも無く、掃除をする訳でも無い鬼嫁。
実家の建物は痛み、ネズミが発生する様になったそうだ。

先日父親が危篤になった。それを聞いた娘と妹が病院に駆けつけたが、
鬼嫁は頑なに面会させなかった。
結局今際の際に立ち会えず、父親は亡くなった。

鬼嫁は家族葬にすると言った。
親族は、家長の葬儀なのだから、家族葬は馴染まないと反発したが、
鬼嫁は頑なに家族葬にすると主張した。長男は全て嫁に任せているからと、何も言わなかった。

結局、親族に押し切られて、葬儀場で葬儀する事になった。

両親が共に施設に入った頃、鬼嫁は資産の不動産の測量を行った。
理由は分かるだろう。資産がどのぐらいあるか調べていたのだ。

義親の資産を鬼嫁が狙っていると言う事、親の面倒をマトモに見ていなかった事、
そういう事が、ここへ来て一気に表面化した。
葬儀はこれからだが、すでに長男夫婦と親族との間で軋轢が置きている。

子どもたちは相続放棄し、長男に全て相続させるつもりでいたが、
鬼嫁の所業が明るみになった今、徹底抗戦する体制に入ったみたいだ。

鬼嫁は血のつながりが無いから相続権は無いが、
亭主の長男に全て財産を相続させるよう画策しているんだが、
素人考えている様で、全て事実上自分の物になると思っている。

そうは問屋がおろさない。そこは俺の知り合い。バリバリの不動産屋だ。
断固として阻止するそうだwwww。

鬼嫁はもちろん、長男はこれまでさんざん両親に面倒を見てもらっていたのに、
両親の面倒を見ず、全て鬼嫁の言いなりで、兄弟姉妹は怒り心頭にほっしている。
鬼嫁の思い通りにはさせない。
別に財産が欲しい訳では無い。鬼嫁にやりたく無いだけだ。

さぁ、来週から相続争いが始まる。
知り合いの案では、不動産は全て売却して現金化し、
預貯金も合わせて法定相続する事で画策している。裁判も辞さない覚悟だ。

そしてその不動産はウチで扱うと言う、ウチはタナボタだな。


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